賃貸物件でのDIYにおすすめ!ディアウォールを使った本棚の作り方を解説

賃貸物件で収納を増やしたい場合、ディアウォールを使ったDIYで棚などを設置する方法があります。
ディアウォールであれば、壁や柱に穴を開けずに、手軽に収納スペースを増やすことが可能です。
本記事では、賃貸物件でのDIYにおすすめなディアウォールとは何か、使い方と本棚の作り方について解説します。
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ディアウォールとは?

はじめにディアウォールとは何か、特徴から解説します。
ディアウォールとは
ディアウォールは、住居を傷つけずにDIYを楽しめるアイテムです。
キャップのような形状をしており、使用する際は木材の1×4(ワンバイフォー)材や2×4(ツーバイフォー)材と組み合わせます。
木材の両端にディアウォールを取り付けることで、突っ張り棒のように床から天井まで固定することが可能です。
これにより、個人で柱を設置できるため、棚や収納などのDIYの幅が広がります。
賃貸物件では壁や床に穴を開けられませんが、自作の柱に釘を打つことは問題ありません。
また、柱は突っ張るだけで固定でき、釘や接着剤が不要な点も大きなメリットです。
撤去も簡単で、壁に傷や穴を残さないので、賃貸物件でも安心して使える便利なアイテムです。
ディアウォールとセットで使う木材
先述した「1×4材」や「2×4材」は、住宅の建築に使われる2×4工法用の木材です。
それぞれ断面のサイズが異なり、1×4材は19mm×89mm、2×4材は38mm×89mmとなっています。
どちらもホームセンターで販売されているため、DIY初心者でも手軽に入手できるのがメリットです。
木材の長さは店舗によって異なり、3m以上の長尺材や短くカットされたものがあります。
また、多くの店舗では希望の長さにカットしてもらうことも可能です。
持ち運びや設置の負担を減らすためにも、できれば店舗でカットしてもらうことをおすすめします。
なお、材質は柔らかく加工しやすい一方で、保管や搬入の過程で反ったり曲がったりすることがあります。
賃貸物件でDIYをおこなう際には、反りや曲がりがないかを確認したうえで購入するようにしましょう。
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賃貸物件でのDIY!ディアウォールの使い方

ディアウォールを賃貸物件で利用する場合、注意しなければならないポイントがあります。
トラブルを避けるためにも、ディアウォールの仕組みや具体的な使い方を確認しておきましょう。
柱を設置できる仕組み
ディアウォールを使うと、木材が突っ張り棒のように固定できるのは、片方のパッドに内蔵されたバネの力によるものです。
設置場所の寸法に合った木材であれば、バネの力でしっかりと固定されます。
また、床や天井と接する面には滑り止めシートが付いており、柱が倒れにくくなっているのも特徴です。
ディアウォールと木材を用意するだけで、賃貸物件でも簡単に柱を立てることができ、DIYの幅を広げられます。
ディアウォール設置の流れ
ディアウォールを使う際は、まず柱を設置する場所を決め、高さを測ります。
設置場所や寸法が決まったら、その長さに合わせて必要な2×4材などをホームセンターで準備しましょう。
木材は、設置場所の高さより45mm短くなるようにカットするのが基本です。
柱に色や柄をつけたい場合は、組み立て前の段階で塗装や装飾を済ませておくと作業がスムーズになります。
準備ができたらバネ入りのパッドを木材の片端にセットし、それを天井に押し付けます。
その状態で床側のパッドをかぶせ、木材が垂直になるように調整しながら固定してください。
突っ張り棒のように柱をしっかり固定できたら、歪みやぐらつきがないかを必ず確認しましょう。
もし床側が少し緩い場合は、パッドとの隙間に紙を挟むと安定しやすくなります。
柱を取り外すときは、木材を持ち上げるようにして天井側に押し付けながら、床側のパッドを手前にずらします。
工具不要で設置も撤去も簡単なので、賃貸物件でも安心して利用できるでしょう。
柱の設置場所
ディアウォールは使い方次第でさまざまな場所に設置できます。
たとえば、パソコンデスクの横に柱を立ててフックを取り付け、床に散らばっていたカバンを掛けられるようにするなどです。
ほかにも、リビングや玄関など、用途や部屋のレイアウトに合わせて自由に活用することができます。
ただし、設置する際は木材がしっかり突っ張れる場所かどうかを必ず確認し、安定性を確保することが大切です。
棚作りでの使い方
ディアウォールは工夫次第で棚作りにも活用できます。
賃貸物件に棚を設置したい場合は、まずディアウォールを2セット用意しましょう。
2本の柱を立てて、その間に棚板を取り付ければ、シンプルな棚が完成します。
このとき便利なのが「ディアウォール専用の棚受け」です。
これは柱に棚板を固定するための金具で、2×4材などに合うよう設計されており、取り付けても柱からはみ出す心配がありません。
取り付けは柱を立てたあとにおこない、棚受けの「支柱側」と書かれた面を柱に当て、ネジで固定しましょう。
両方の柱に棚受けを付け、棚板を乗せてネジ止めすれば完成です。
この方法なら、賃貸物件でも傷を付けずにしっかりした棚を作ることができます。
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ディアウォールで壁面本棚をDIY

ディアウォールを利用して、強度の高い本棚や飾り棚を作成することもできます。
具体的にどのような流れで作成するのか、棚の耐震性も含めて解説します。
棚や飾り棚の作り方
本棚や飾り棚は、ディアウォールを使えば初心者でも手軽に作れます。
基本的な手順は前述の棚の作り方と同じです。
まずディアウォールで2本の柱を立て、その間に棚板を取り付ければ完成します。
棚板の固定には、安定性と作業効率の面からディアウォール専用の棚受けを使うのがおすすめです。
作業前にしっかりと準備しておくと、組み立てがスムーズに進みます。
本棚や飾り棚を作る際は、柱用の木材とあわせて棚板も事前に購入しておくと良いでしょう。
設置場所を検討している段階で、棚の横幅も決めておくと無駄がありません。
取り付け時の注意点として、棚受けの高さは左右で必ず揃える必要があります。
左右の高さがわずかでもずれてしまうと棚板が傾き、荷重が一方に偏る原因となるため、設置前には水平器やメジャーを使って位置を正確に測定してから固定しましょう。
また、ディアウォール専用棚受けの耐荷重は1段あたり約5kgなので、完成後に物を置く際はこの重さを超えないようご注意ください。
なお、実際の耐荷重は設置条件や床・天井の状態によって変わるため、最初は軽いものから置いて、ぐらつきや傾きがないか確認するのがおすすめです。
安全性を確認しながら少しずつ調整すれば、賃貸物件でも安心して使える棚が完成します。
棚の耐震性
ディアウォールを使った本棚や飾り棚は、作り方を少し工夫することで耐震性や実用性を高められます。
たとえば、壁際の一面全体を収納スペースとして設計すれば、全体の安定感が増し、揺れにも強くなるでしょう。
また、柱を2本ではなく4本に増やす方法も有効です。
柱が4本になることで、棚の幅だけでなく奥行きも確保でき、大型の本や高さのあるインテリア雑貨なども並べやすくなります。
DIYの魅力は、自分の好みや使い方に合わせて自由に設計できる点にあります。
慣れている方はもちろん、はじめて挑戦してみたい方も、より快適で便利な収納作りにディアウォールをぜひ取り入れてみましょう。
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まとめ
ディアウォールは、賃貸物件でも壁や床に穴を開けずに柱を設置できる便利なDIYアイテムです。
2×4材や1×4材の両端に専用パーツを取り付け、突っ張り棒のように固定することで、棚や収納を簡単に作成できます。
また、柱を4本に増やして奥行きを確保すれば、より耐震性の高い本棚や飾り棚を作ることも可能です。
工具が不要で撤去も簡単なので、賃貸物件でDIYをお考えの方は、ぜひディアウォールを活用されてはいかがでしょうか。
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