賃貸物件で猫を飼うには?騒音・におい・爪とぎ対策を解説!
賃貸物件でペットを飼うときは、トラブルが発生しないように、飼い主がしっかりと対策を立てなければなりません。
騒音やにおいはもちろんのこと、猫を飼っている方は、爪とぎにも細心の注意をはらう必要があります。
そこで今回は、賃貸物件でペットを飼いたいと思っている方に向けて、猫をかうときの、騒音・におい・爪とぎに対する対策を解説します。
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
東大阪市の賃貸物件一覧へ進む
賃貸物件で猫を飼うときの対策①騒音編
猫の肉球は、歩いたりジャンプしたりしたときの衝撃をやわらげるクッションの役割をしていて、狩りをしていたころの名残もあり、あまり大きな足音は立てません。
しかし、まったく音が立たないわけではなく、足音が階下に響いてしまう可能性はあります。
また、騒音となるのは足音だけでなく、鳴き声も同様です。
賃貸物件で猫を飼うときは、防音マット・防音シート・吸音パネルなどで騒音対策をおこなうと良いでしょう。
防音マット
防音マットは、階下に猫の足音が響かないように敷くものです。
遮音性に優れた防音マットを選べば、階下にはほとんど足音が響かず、サイズや形状もさまざまなものがあります。
防音マットは、衝撃を吸収する効果もあり、高い場所からの着地音を軽減するとともに、猫の足腰への負担も軽減されます。
防音シート
階下への騒音には防音マットが有効ですが、窓から漏れる鳴き声にはあまり効果がありません。
とくに、深夜に猫の鳴き声が響くと、周囲が静かな分、音がより大きく聞こえてしまい、騒音トラブルに発展する可能性があります。
窓から漏れる騒音対策には、防音シートの使用が効果的です。
防音シートには、音を吸収して反射を減らす吸音シートと、室内に音を反射させる効果がある遮音シートがあります。
賃貸物件で防音シートを使用する際は、貼って剥がせるタイプのものを選ぶと便利です。
吸音パネル
猫の鳴き声は、窓だけでなく壁を伝っても聞こえてしまうことがあります。
壁から伝わる騒音を防ぐには、吸音パネルなどが有効です。
とくに、壁が薄い賃貸物件では、壁に吸音パネルを貼って騒音対策をおこなうと効果的です。
また、背の高い家具を隣の部屋と接している壁際に設置するのも、賃貸物件で簡単にできる騒音対策でしょう。
賃貸物件で猫を飼う場合は、防音グッズとレイアウトの工夫を併用し、しっかりと対策することをおすすめします。
多くの方が同じ建物で暮らす賃貸物件では、床・窓・壁から伝わる騒音に対して十分な対策をおこないましょう。
▼この記事も読まれています
賃貸物件でできる防音対策は?床・壁・天井それぞれのポイントを解説
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
東大阪市の賃貸物件一覧へ進む
賃貸物件で猫を飼うときの対策②におい編
賃貸物件は、退去するときにお部屋を元の状態に戻す原状回復をおこなう必要があります。
猫自体の体臭は、あまり強くありませんが、トイレのにおいはやはり気になるものです。
賃貸物件で猫と暮らしていて、外からお部屋に入ったときに、においが気になるようであれば、におい対策もしっかりとおこないましょう。
清潔な環境を保つ
猫などのペットの毛は、部屋のあちこちに付着し、毛がたまるとにおいの発生源になります。
においを除去するためには、1日1回は掃除機をかけて、清潔な環境を保つことが重要です。
掃除機をかけるだけでなく、家具やカーテンも掃除して清潔を保つことが必要です。
シーツやクッションなどのリネン類、おもちゃ、首輪などの猫用アイテムは定期的にきれいにして、においを抑えましょう。
猫のトイレ周辺にペットシーツを敷く
猫は尿臭が強い動物で、とくに去勢前の雄猫の尿は強烈です。
そのため、しっかりとしたにおい対策が必要です。
猫は排尿を失敗することはほとんどありませんが、トイレが汚れていたりストレスが溜まっていたりすると、お尻を上げて排尿することがあります。
お尻を上げた状態で排尿すると、尿が壁にかかったり、床に飛び散ることがあります。
猫の尿のにおい対策には、トイレ周辺にペットシーツを広めに敷いておくことが有効です。
内装材まで尿が染み込んでしまうと、においが取れにくくなり、賃貸物件を退去するときに原状回復を巡ってトラブルになる可能性があります。
猫の尿は、アルカリ性のアンモニアが濃縮されており、布製品に染み込むと洗濯しても、においが取れないことがあります。
洗濯しても取れない尿のにおいには、酸性の酢が効果的です。
消臭効果のある猫砂
猫は清潔好きな動物で、トイレが汚れていることを嫌います。
日中に家を空けることが多い方には、システムトイレを使用することをおすすめします。
システムトイレは、掃除の回数が少なくて済み、手間を減らせます。
また、消臭効果がある猫砂を使用し、必要に応じて消臭スプレーを用意しておくと良いでしょう。
猫砂には消臭効果があるだけでなく、サラサラな状態が長続きし、尿で固まらないものもあります。
肉球に挟まりにくい大粒の猫砂を選べば、床に散らばることも防げます。
燃えるゴミとして処理できる猫砂は、廃棄時に便利です。
猫砂以外のトイレのにおい対策として、フタ付きのトイレやトイレ近くに設置する小型の消臭器なども有効です。
▼この記事も読まれています
賃貸物件でトラブルが起きたらどうする?解決のコツや対策方法をご紹介
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
東大阪市の賃貸物件一覧へ進む
賃貸物件で猫を飼うときの対策③爪とぎ編
猫には爪とぎをおこなう習性があり、爪とぎ自体をやめさせることはできないでしょう。
しかし、賃貸物件で猫を飼うときは、猫が爪とぎをして壁や柱がボロボロになることは避けなければなりません。
賃貸物件の壁や柱で爪とぎをさせないための対策としては、爪とぎできる場所を確保してそこに猫を誘導することが挙げられます。
猫がどこで爪とぎをするかを観察し、特定できた爪とぎ場所に爪とぎを設置しましょう。
保護シート
猫の爪とぎ場所が特定できたら、壁やドア横など傷をつけられたくない場所にツルツルした保護シートを貼ることが有効です。
猫は爪がひっかからない場所では、爪とぎをしません。
そのため、保護シートで爪がひっかからないようにすると、その部分では爪とぎを避け、代わりに爪とぎ器を使うようになります。
賃貸物件では、壁や柱一面に保護シートを貼るのは難しいかもしれませんが、傷つけられたくない場所だけに保護シートを貼るのが最適です。
復数の爪とぎアイテムを用意
猫の爪とぎアイテムは複数用意しておきましょう。
猫にとって爪とぎは本能であり、賃貸物件でも爪とぎをやめさせるのではなく、爪とぎアイテムを複数用意して対策します。
用意した爪とぎアイテムで爪とぎをしてもらうには、猫の前足の肉球を爪とぎにこすりつけてマーキングさせます。
麻の紐を巻いたものや段ボールが爪とぎアイテムとして使えますが、猫によって好みが異なる場合があるでしょう。
爪とぎをしてほしくない場所で爪とぎを始めた場合、大きな声で叱るのではなく、優しく爪とぎアイテムのところに誘導することが重要です。
爪切り
猫の爪とぎによって賃貸物件の壁や柱に傷を付けないためには、こまめな爪切りも有効です。
猫の爪切りは、専用の爪切りを使用し、爪の先端だけを慎重に切ります。
深く切りすぎると、神経や血管を傷付けるおそれがあるため、注意が必要です。
猫が嫌がらないように少しずつ切るようにし、爪切りがうまくいかない場合は無理に切ろうとせず、動物病院やペットショップでプロに依頼することをおすすめします。
爪切りによる傷を軽減するアイテムとして、猫の爪に装着するネイルキャップがあります。
見た目はまるでマニキュアを塗ったようですが、猫が食べても毒性はないため安心です。
▼この記事も読まれています
賃貸物件で一人暮らしをするための費用は?家賃や生活費についてご紹介
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
東大阪市の賃貸物件一覧へ進む
まとめ
賃貸物件で猫を飼うときは、騒音・におい・爪とぎへの対策が必要です。
足音や鳴き声を軽減する対策には、防音マットや防音シート、においに対しては、こまめな掃除とトイレ周辺の消臭があります。
爪とぎに関しては、傷を付けたくないところに保護シートを貼り、爪とぎグッズなどを設置しましょう。
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
東大阪市の賃貸物件一覧へ進む

株式会社Crasias
東大阪市を中心にその他周辺エリアで、お客様一人ひとりの暮らしに寄り添った提案が可能です。
10年間のノウハウを活かし、地域密着だから出来るレスポンスの速さ、安心感を提供します。
■強み
・東大阪市をはじめ、八尾市 / 城東区 / 東成区に特化した総合不動産
・単身者からファミリーまで対応可能な幅広い提案力
・物件探しの先にある生活を見据えたサポート体制
■事業
・居住用賃貸(マンション / アパート / 戸建て)の提案
・ライフスタイルに合わせた多様な間取り / 設備の物件提案