賃貸物件における生ゴミ放置のリスクは?保管方法・保管場所も解説

忙しい毎日を送っていると、ルールで決められたゴミ出しのタイミングを逃してしまうことがあります。
ゴミのなかでもとくに注意したいのが、食事で出る生ゴミです。
今回は、賃貸物件における生ゴミ放置のリスクとともに、生ゴミの保管方法・保管場所を解説します。
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賃貸物件で生ゴミを放置したらどうなる?

賃貸物件における生ゴミ問題を解決するために、まずは生ゴミを放置した場合のリスクを見てみましょう。
放置リスク①嫌なにおいが発生する
生ゴミを賃貸物件の室内に放置してしまうと、独特の嫌なにおいが発生します。
嫌なにおいは生ゴミの腐敗が進んでいるサインであり、原因となるのは雑菌の繁殖です。
生ゴミに雑菌が繁殖しやすいのは、雑菌にとって好ましい環境が整えられているためです。
生ゴミの水分・室内の快適な温度は、雑菌の繁殖に適している環境といえます。
生ゴミ全般に嫌なにおいが発生するリスクがありますが、とくに強い悪臭の原因となるのは魚の頭や骨などの生ゴミです。
放置リスク②カビが発生する
嫌なにおいが発生している生ゴミを賃貸物件の室内に放置した場合、より状況が悪化することがあります。
嫌なにおいが発生する前に適切な処理をすれば問題ありませんが、この状態で放置した場合はカビの発生リスクがあります。
生ゴミは雑菌だけでなく、カビにとっても栄養分になるため、放置した結果、生ゴミを覆うようにカビが発生することは珍しくありません。
生ゴミの嫌なにおいで体調を崩すとともに、カビの胞子を口や鼻から吸い込んで、健康被害が出る可能性があります。
カビは直接触らなくても、空気中に飛散した胞子が呼吸とともに体内に入りやすく、気管支炎・肺炎・食中毒といった健康被害の原因となります。
放置リスク③害虫が発生する
賃貸物件に生ゴミを放置していると、その周辺で小さな虫が飛び回ることがあります。
この虫はハエなどの仲間であることがほとんどで、見た目が不快なだけでなく、場合によっては健康被害を引き起こしかねません。
イエバエ・クロバエといった害虫は、人間にとって害となるバクテリアを媒介するといわれています。
食事中にこうした害虫が食べ物にとまった場合、食中毒などを引き起こすリスクがあります。
害虫は、網戸の隙間や排水口などから室内に侵入し、生ゴミをエサとして繁殖することがあるため注意しましょう。
また、生ゴミはハエだけでなく、ゴキブリをおびき寄せてしまうため、快適な生活が送れなくなってしまいます。
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賃貸物件における生ゴミの保管方法

賃貸物件で生ゴミを放置した場合、悪臭・カビ・害虫といったリスクがあります。
こうしたリスクを回避するには、生ゴミの保管方法を考えることが大切です。
保管方法①低温状態を保つ
生ゴミの雑菌・カビ・害虫は、一定以上の温度が保たれた環境で発生しやすくなります。
そのため、生ゴミの保管方法としておすすめなのが、悪臭・カビ・害虫が繁殖できない低温状態を保つことです。
具体的には、冷蔵庫・冷凍庫の空きスペースを活用して、ゴミの日まで生ゴミを保管することを検討してみましょう。
とくに、においの強い魚や肉などの生ゴミは、冷凍庫で保管するのがおすすめです。
冷蔵庫・冷凍庫で生ゴミを保管する場合、水気を切ったうえでビニール袋に入れて、空気を抜くことがポイントです。
生ゴミではなく、使わない食材の一部として冷蔵庫・冷凍庫に保管していると考えれば、それほど抵抗はないでしょう。
保管方法②新聞紙で包む
冷蔵庫・冷凍庫に空きスペースがない場合、新聞紙で生ゴミを包むのがおすすめの保管方法です。
新聞紙は、生ゴミの水分を吸い取ってくれる効果があり、そのまま保管するよりもにおいの発生を抑えられます。
一日の終わりに三角コーナーの生ゴミを新聞紙に包み、ビニール袋に密閉して保管するのがおすすめの方法です。
新聞紙で包むとともに、ビニール袋に密封すれば、雑菌・カビ・害虫の繁殖に欠かせない空気を遮断できます。
保管方法③ビニール袋を2重にする
新聞紙が自宅にない場合、家にあるアイテムを活用するのがおすすめの保管方法です。
普段は生ゴミをビニール1枚で保管している方であれば、ビニール袋を2重にしてみるとよりにおいを抑えられるでしょう。
ビニール袋を2枚使うと、それだけにおいが外に漏れることを防げるほか、ビニール袋が破れて生ゴミが外に出てしまうリスクを減らせます。
また、掃除に重曹を使っている方は、重曹スプレーを生ゴミに吹きかけることもおすすめです。
重曹スプレーは、生ゴミのにおいを抑える効果が期待できるので、嫌なにおいの発生を減らせるでしょう。
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賃貸物件における生ゴミの保管場所

コンパクトな間取りの賃貸物件では、生ゴミの保管場所に困ることがあります。
ここからは、おすすめの保管場所と、生ゴミをためずに済む方法をチェックしてみましょう。
保管場所①ベランダ
悪臭や害虫のもととなりやすい生ゴミは、賃貸物件の室内ではなく、室外で保管するのがおすすめです。
賃貸物件にお住まいの場合は、庭などが使えないことがほとんどなので、外の保管場所はベランダになります。
ベランダを生ゴミの保管場所とするメリットは、においが室内に入らないことだけではありません。
ある程度換気ができる環境に生ゴミを置くと、自然乾燥が進み、雑菌・カビ・害虫などが発生しにくくなります。
ただし、賃貸物件では、近隣の住戸の方に迷惑にならないよう配慮することが大切です。
密閉しない状態でベランダに生ゴミを置いた場合、悪臭や害虫の被害が近隣におよび、トラブルになる可能性もあります。
ベランダに生ゴミを保管するならば、においなどが漏れないよう、常に密閉することがポイントです。
保管場所②密閉容器
賃貸物件のベランダを生ゴミの保管場所とする場合には、蓋つきのゴミ箱やクーラーボックスなどを活用するのがおすすめです。
ベランダであれば、大きめのゴミ箱やクーラーボックスを設置できるので、ゴミの日まで生ゴミを保管できます。
また、室内空間に余裕がある場合、においが漏れない構造のゴミ箱を設置するのも良いでしょう。
蓋にゴムパッキンがついているゴミ箱は、においが漏れ出るのを防ぐほか、外から害虫が侵入するのを防げます。
密閉容器にはさまざまな製品があるので、自分に合ったサイズ・デザイン・機能を選ぶことが大切です。
保管場所③コンポスト
生ゴミをためずに処理したい方や、環境にやさしい暮らしを実践したい方におすすめなのが「コンポスト」です。
コンポストとは、微生物の働きで生ゴミを分解し、堆肥化する仕組みや、乾燥・分解して処理する機械を指します。
コンポストと聞くと大がかりな設備を想像するかもしれませんが、最近ではコンパクトで賃貸物件の室内にも置けるタイプも販売されています。
手軽に使える家庭用コンポストは、ガーデニングをしている方にとって、肥料を自家製できる点もメリットです。
コンポストを活用すれば、生ゴミを減らせるだけでなく、家庭内でゴミの資源循環サイクルを作ることができます。
また、お住まいの自治体によっては、コンポストや生ゴミ処理機の導入を推進しており、購入費の一部を助成している場合もあります。
導入を検討する際は、自治体の最新の助成制度を確認してみましょう。
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まとめ
住んでいる賃貸物件に生ゴミを放置してしまうと、悪臭・カビ・害虫の発生原因になります。
生ゴミの保管方法は、冷蔵庫・冷凍庫に入れておくほか、新聞紙で包んだり、重曹スプレーを吹きかけたりするのがおすすめです。
生ゴミの保管場所となるのは、ベランダや蓋つきのゴミ箱で、生ゴミを処理できるコンポストは生ゴミをため込まずに済みます。
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