賃貸物件にできた蜂の巣の駆除方法は?費用負担や予防方法についても解説

賃貸物件で蜂の巣ができたとき、誰が駆除するべきかや費用負担が気になったことはありませんか。
実は、責任や費用は巣の場所や契約内容によって変わるため、正しい判断が大切です。
本記事では、蜂の巣駆除の責任分担や費用相場、入居者ができる予防策までを解説いたします。
賃貸物件の害虫駆除に悩んでいる方は、ぜひご参考になさってくださいね。
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
東大阪市の賃貸物件一覧へ進む
賃貸物件の蜂駆除責任はだれが負う?

賃貸物件に蜂の巣ができた際、まず誰が駆除責任を負うのか明確にしておくことが重要です。
まずは、「専有部分」と「共用部分」に分けた責任範囲や対処法について解説していきます。
責任の範囲
民法第606条は、貸主に「物件を利用しやすい状態に保つ義務」があると定めており、蜂の巣もこの義務の範囲に含まれます。
一方で入居者は、賃貸借契約書の原状回復条項に従い、専有部分で発生した軽微な損耗を報告し、必要に応じて費用を負担する立場です。
具体的には、玄関ドアの内側や室内天井など、入居者しか立ち入れない場所は専有部分とみなされ、原則として入居者が初期対応をおこなう必要があります。
共用廊下や屋上などは管理会社または大家が管轄するため、早めに連絡しましょう。
連絡と負担の流れ
蜂の巣を見つけた入居者は写真を撮り、発生場所を特定したうえで速やかに管理会社へ連絡するのが基本です。
管理会社は状況を確認し、専有部分であれば市販スプレーなどの初期対応を入居者へ提案するか、業者手配の可否を判断します。
共用部分の場合は緊急度と被害範囲を評価し、駆除業者へ直接依頼したあと、大家へ報告する流れが一般的です。
費用負担は専有部分なら入居者、共用部分なら大家が原則ですが、保険適用や折半などの例外が特約で定められていることもあります。
トラブルを防ぐために、連絡手順と費用分担を文書で共有し、日時記録付きで保管しておくと良いでしょう。
対処の事例
事例として、まず室内照明カバーの内部にアシナガバチの小規模な巣が見つかったケースでは、入居者が約2,000円の殺虫剤を使用し、自力で安全を確保しました。
次に、集合ポスト裏に直径10㎝を超える巣が形成されたケースでは、管理会社が専門業者に依頼し、作業費1万5,000円と高所作業車代5,000円を負担しています。
さらに、屋根裏でキイロスズメバチが繁殖し、建物の内部にまで影響が及んだケースでは、大家が駆除費3万円と防鳥ネット設置費1万円を負担しました。
このように、被害の規模や発生場所によって費用は変わります。
そのため、複数の業者から見積もりを取り、内容を比較することが大切です。
また、駆除にかかった日付や領収書は、経費計上や保険請求の際の根拠になるため、関係者全員で共有・保管しておくと安心です。
▼この記事も読まれています
賃貸物件でトラブルが起きたらどうする?解決のコツや対策方法をご紹介
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
東大阪市の賃貸物件一覧へ進む
賃貸物件にできた蜂の巣駆除の費用

前章では、賃貸物件における蜂駆除の責任分担について述べましたが、実際に駆除を依頼する際の費用や判断も気になりますよね。
ここでは、業者への駆除依頼にかかる費用相場や依頼時のポイントについて解説いたします。
料金相場の目安
床面から2m未満の場所に直径10cm以下の巣がある場合、一般的な作業費は8,000円~1万2,000円程度で収まります。
ベランダ天井や軒下など、3m以上の高所では高所作業車や梯子が必要になり、追加費用を含め1万5,000円~2万5,000円が目安です。
屋根裏や壁内に潜む大型スズメバチの巣は解体作業を伴うため、約3万円~5万円まで跳ね上がるケースも珍しくありません。
また、夜間や祝日の緊急出動は、約1.2倍~1.5倍の割増料金が設定されることが多く、依頼のタイミングがコストに直結します。
作業後に忌避剤を散布する追加作業は3,000円前後で、再発リスクを抑える対策として検討しましょう。
費用負担の違い
専有部分の作業費は入居者負担が原則ですが、管理会社が業者を手配した場合は、手数料5%前後が上乗せされることがあります。
共用部分の駆除費用は管理費や修繕積立金から支出されるため、入居者への請求は発生せず、大家が会計処理をおこなう形です。
ただし、入居者が放置した結果巣が大型化し共用部分にまで拡大した場合は、特約に基づき一部負担を求められる恐れがあります。
火災保険や家財保険に付随する害虫駆除特約が使えると、自己負担0円で駆除できる場合もあるため、保険内容を確認しましょう。
なお、業者見積もりを大家が承認しないまま入居者が独断で依頼すると、費用精算が難航するため事前合意が欠かせません。
見積もりと事例
相見積もりを取る際は、作業範囲・使用薬剤・再発保証期間を同一条件で提示してもらうと比較が容易です。
ベランダの手すり下にできたアシナガバチ巣の駆除では、約9,000円~1万3,000円と業者によって差があります。
屋根瓦下のスズメバチ巣除去では、保証期間が1週間の場合は約2万8,000円、1か月保証の場合は約3万5,000円と、長期保証ほど高額になる傾向にあります。
見積書には、消費税表記と追加費用の条件を明確に記してもらい、後日の請求トラブルを未然に防ぐことが大切です。
自治体が設置する生活衛生相談窓口で、蜂駆除費用の一部を助成する制度を案内している場合もあるため、依頼前に確認しておきましょう。
▼この記事も読まれています
賃貸物件の初期費用とは?相場や分割払いも解説
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
東大阪市の賃貸物件一覧へ進む
賃貸物件でできる蜂の巣の予防策

ここまで蜂の巣駆除の責任と費用について解説しましたが、未然に防ぐための予防策もおさえておきましょう。
最後に、入居者が日常生活で実践できる蜂の巣予防方法について解説していきます。
低コストの予防法
虫除けネットは窓枠より5㎝大きいサイズを選び、強力面ファスナーで隙間なく固定すると、侵入を防ぎやすくなります。
木酢液を10倍に薄めた溶液を週1回ベランダ手すりへ散布すれば、蜂が嫌う匂いで営巣候補から外れることが多いです。
また、ペットボトルを再利用した簡易トラップは、酢と砂糖を1:1で混ぜた液を入れ、夕方に設置すると効果が高まります。
LED照明は紫外線が少なく昆虫が寄り付きにくいため、屋外照明をLED化すると蜂の飛来自体を抑制できるでしょう。
発生源の遮断策
蜂は乾燥した木材や空洞を好むため、室外機カバーや軒天井の小さな穴はシリコン系充填剤で塞ぎ、営巣スペースを物理的に遮断します。
また、洗濯物に付いた柔軟剤の甘い香りも誘因になるので、屋外では無香料タイプを使用し、夜間は室内干しへ切り替えると安心です。
さらに、飲料缶や食品容器をベランダに放置すると匂いに誘われやすいため、ゴミ出し当日まで密閉コンテナなどで保管しておきましょう。
庭木の剪定は4月と9月におこなうと、枝葉の密集部を減らすことができ、蜂が巣を掛けにくい環境を維持できます。
入居者と管理会社が協力する場合
入居者は毎月1回を目安にベランダや室外機裏を確認し、直径3㎝以上の蜂の集まりを見かけた場合は、早めに管理会社へ知らせましょう。
管理会社は、4月と7月に共用廊下やポスト周辺、屋上を巡回し、小規模な巣を見つけた時点で簡易的な駆除をおこなうと効果的です。
大家は、年1回の大規模修繕点検に合わせて屋根裏や換気口を調べ、防虫ネットや忌避剤を補充しておくと予防につながります。
点検内容は共有ドライブに保存し、実施日や担当者を記録しておくと進捗が分かりやすくなり、見落とし防止にも役立つでしょう。
▼この記事も読まれています
賃貸借契約の必要書類は?印鑑証明書・住民票・収入証明書の役割を解説!
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
東大阪市の賃貸物件一覧へ進む
まとめ
賃貸物件で蜂の巣が発生した場合は専有部分は入居者、共用部分は大家や管理会社が原則対応し、連絡手順と費用分担を文書で共有することが大切です。
駆除費用は巣の位置や規模で約8,000円~5万円ほど変動し、高所や大型巣、夜間対応では追加費が発生するため、事前に相見積もりと保険確認をおこないましょう。
入居者と管理会社が定期点検や忌避対策を分担し情報を共有すると、蜂の巣を低コストで未然に防ぎ、安心して暮らせる環境を保てるでしょう。
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
東大阪市の賃貸物件一覧へ進む

株式会社Crasias
東大阪市を中心にその他周辺エリアで、お客様一人ひとりの暮らしに寄り添った提案が可能です。
10年間のノウハウを活かし、地域密着だから出来るレスポンスの速さ、安心感を提供します。
■強み
・東大阪市をはじめ、八尾市 / 城東区 / 東成区に特化した総合不動産
・単身者からファミリーまで対応可能な幅広い提案力
・物件探しの先にある生活を見据えたサポート体制
■事業
・居住用賃貸(マンション / アパート / 戸建て)の提案
・ライフスタイルに合わせた多様な間取り / 設備の物件提案